天才を殺す凡人 北野唯我

読書

読み終えた日:2024年11月1日 72冊目

天才、秀才、凡人のそれぞれの特性、生き方の話。

個人的に非常に興味深いテーマだし、内容もストーリー調になっていて面白かった。

  • 天才:創造性で評価される
  • 秀才:再現性で評価される
  • 凡人:共感性で評価される

納得感がある。

私は、イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、ラリー・ペイジ、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツなどの天才たちの、「逸話」や「生い立ち」に関する話がすごく好きで、youtubeやwikipediaでよく調べる。過去の偉人だと二コラ・テスラとか、ジョン・フォイ・ノイマンとか。

天才って何考えているか分からない。天才ってぶっ飛んでる。天才ってワクワクする。

私と同じような気持ちを持っている人にもおすすめの本。

そんな中、学びの深いと感じた内容の一部を抜粋。

人が1番思い悩む根本は、自分の才能をコントロールしようとしたとき。2番目は他人。

天才の見える世界というのは、描写できるけど実態を見せることができない、ということ。

皆が良いと思うものは大体良いが、皆が悪いということも大体悪い。しかし、意見が割れるところには、いわゆるビッグサクセスなり、突破口というものが存在している。

天才は「共感性の神」によって支えられ、創作活動ができる。そして、天才が生み出したものは、「エリートスーパーマン」と秀才によって再現性を持たされ、「最強の実行者」を通じて、人々に共感されていく。こうやって世界は進んでいく。これらが人間力学から見た、世界が進化するメカニズムである。

才能を信じ、活かすことの最大のメリットは、過去最高の自分に出会うこと。

どんな天才でも1人では世界を広げられない。、また、秀才、凡人だけでは世界は前に進まない。

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